高い頻度で筋トレを続けていると、ぶつかってくるのが疲労の壁です。
週に半分以上の日数を筋トレに使っていると、どうしても疲労は蓄積してしまいます。
すると筋トレの効率が落ちてしまったり、最悪の場合ケガにつながってしまうことも。
またそこまでいかなくとも、初心者のうちは疲れからモチベーションの減少につながり、サボってしまう口実になることも。
そうならないように、日頃の疲れはしっかりと解消するように心がけましょう。
どう疲労回復すればいいか分からない、という方のために筋トレの疲労回復を促進する方法について紹介します。
効果的な疲労回復の方法3つ
疲労回復の最もおすすめしたい効果的な方法というのは「長時間の睡眠」です。
正直、これに勝るものはありません。
ですが社会人になると毎日の仕事がありますし、今以上に睡眠時間を伸ばすのは難しいという方がほとんどでしょう。
そこで睡眠時間を伸ばす以外にやりやすい方法を3つご紹介します。
どれも簡単に実践できる方法ばかりですので、どれか一つからでも試してみてください。
疲労回復効果のあるサプリを飲む
筋トレを本格的にやっている人は、プロテイン以外にもいくつかサプリメントを飲んでいるでしょう。
その中に加えてもらいたいのが、疲労回復系のサプリメントです。
具体的に言うと、オルニチンやグルタミンですね。
これらのサプリメントは疲労回復に効果が高いと言われており、ボディビルダーもよく飲んでいます。
またオルニチンは肝臓の働きを高めてくれるため、お酒を飲んだあとの二日酔い対策などにも効果的です。
オルニチンもグルタミンも、タイミングとしてはトレーニング後や寝る前に飲むと良いでしょう。
単体で飲みづらいときは、プロテインに混ぜて飲むと美味しく摂取できますよ。
お風呂にしっかりと浸かる
つぎに忘れがちなのが、お風呂に浸かるという方法です。
忙しい現代社会、特に独身男性などは湯船に浸からずにシャワーで済ませてしまうという方も少なくありません。
ひどいとトレーニング後のジムでのシャワーのみで終わるという方もいます。
ですがしっかりと疲れをとりたいのであれば、熱めのお湯にゆっくりと浸かる必要があります。
湯船にゆっくり浸かることで、血行を良くして疲労物質を体外に出しやすくできるのです。
特に炭酸系の入浴剤が使えれば、血行促進作用をさらに強化できるので疲れを取りやすくなりますよ。
お風呂に使っていると副交感神経が優位になって眠りやすくもなるので、神経が高ぶりやすい筋トレのあとは特にお風呂に浸かることをおすすめします。
筋肉痛の部位にマッサージを行う
あとこれは当然といえば当然ですが、筋肉痛の部位などにマッサージを行うと良いですよ。
筋肉痛の部分には乳酸などの疲労物質が蓄積しています。
この部位にマッサージを行って乳酸などを流してあげることで、疲れを取りやすい状態を作ってあげられるのです。
できればこのときに、痛い部位に消炎症作用のあるクリームなどを塗ってあげると効果がでやすいですね。
筋肉痛というのは筋肉が炎症を起こしている状態なので、それを取りやすくしてくれるのです。
もしお金や時間に余裕があるのであれば、整体やマッサージに通うというのもひとつですよ。
腕や脚などは自分でもマッサージできますが、背中になると中々自分だけではマッサージができません。
そういった部位もしっかりとケアするためにも、月に数回くらいは外部に通うべきでしょう。
身体のケアにもちゃんとお金と時間をかける意識をしておいてくださいね。
以上の3つが簡単にできる疲労回復の方法です。
これらに十分な睡眠を組み合わせると、驚くほど疲れが取れやすく爽快な毎日を送れます。
気力体力十分な状態こそ、質の高いトレーニングができるというもの。
ぜひ、しっかりと疲れをとって筋トレに臨んでくださいね。