筋トレ

脂肪を筋肉に変えるは間違い?太れば良いというものではない

脂肪が筋肉に変わる?

よく筋肉をつけるために「まず脂肪をつけて筋肉に変える!」という謎理論を展開する人を見かけます。

確かにボディビルダーなどで、一旦太ってからバキバキに絞る人が多いので、そのように見えるのかもしれません。

あるいは、昔の運動部の水禁止令のように、科学が発展する前の嘘知識が広まったのかもしれません。

ですが、現代の常識から手荒らし合わせると、脂肪を筋肉に変えるというのは嘘だと判明しています。

これはある程度トレーニング歴がある人と一般人や初心者の間によくある知識の差として挙げられますね。

そこで、この脂肪と筋肉についての勘違いについて解説していきます。

脂肪は資質、筋肉はたんぱく質

そもそもの話ですが、3大栄養素をしっかりと理解しておけば、脂肪が筋肉に変わるなんて発想は出てきません。

この3大栄養素は栄養学の基礎中の基礎ですが、一般人にはあまり浸透していないので勘違いが生じるのかもしれません。

3大栄養素とは、すなわち炭水化物・資質・たんぱく質の3つの栄養素です。

普段の食事の大部分が これらの3つに分解することができるのです。

たとえば白米だと炭水化物、お肉だと資質とたんぱく質という感じですね。

で、話を戻すと脂肪の減量は文字通り資質です。

それに対して、筋肉の減量はたんぱく質なのです。

これを見ただけで、少し勘がいい方はもう気がついたのではないでしょうか?

資質はたんぱく質には変化しない

すなわち、資質をいくら身体に溜め込んだところで、それがたんぱく質に変容することはないのです。

つまり脂肪の原料はいつまでも脂肪のままで、筋肉の原料は全く別の物質なのです。

化学変化が起きて入れ替わる、なんて現象は今の所報告されてない以上、これは疑いようのない事実です。

ですので一旦太って脂肪を身体に溜め込んだところで、いくら筋トレを頑張ってもその脂肪は筋肉に変わることはありません。

仮に頑張って筋肉をつけたとしても、脂肪は筋肉に変化していないので皮膚の上に残ったままで、プロレスラーのような固太り体型になってしまうでしょう。

この身体が理想ではないのであれば、肉体改造の戦略は見直したほうが良いでしょう。

頑張って筋肉をつけたところで、その後には脂肪を削る辛い減量期が待っていることになりますからね。

ただし間接的には無関係とも言えない

ということで、脂肪が筋肉に変わることはありません。

ですが、筋肉を大きくする増量期に太るというのは、あながち間違った戦略ではないのです。

というのも、筋肉が大きくなるには摂取カロリー>消費カロリーのバランスを作る必要があります。

つまりたくさん食べてたくさん運動をしろということですね。

摂取する栄養が増えるほど、筋肉も付きますが太りやすくもなります。

逆に脂肪を減らしながら筋肉を大きくするというのは、栄養バランス的にほぼ無理と言っていいほど難しいです。

ですので、増量期に太りやすいため、この考え方は間接的には関係があるといえるのです。

また、太るということはつまり体重が重くなるということですよね。

筋トレで挙げることができる重量というのは、体重が重いほど重いものを持ち上げやすいというデータがあるのです。

ですので、太ることで重いものを持ち上げやすくなる→ その結果高負荷のトレーニングができてマッチョになるということも。

この場合も脂肪が筋肉に変わったわけではありませんが、そのおかげで筋肉が付きやすくはなっています。

こういった因果関係をとらえずに結果だけみたら、たしかに脂肪が筋肉に変わったかのように見えるのかもしれませんね。